筆跡心理学とは、筆跡に書く人の人間性がどのように表れるかを
心理学的に分析研究した学問です。
筆跡は「文字を書く」という行動の痕跡であり、「書く」という動作も、
「歩く」「座る」「話す」といった人間の一連の行動のひとつです。
いわば人間性とは個々の行動の仕方といえます。
書く人の日常生活での固有の特徴が文字を書くという行動にはどのように表れ、
どのような痕跡を残すかというところが筆跡心理学の出発点です。
筆跡に表れた筆跡特徴からは、書いた人固有の傾向を導き出すことができます。
筆跡の特徴はその人の日常の行動と必ず結びついています。
たとえば、日本最古の真蹟(本人が書いたもの。真筆)といわれる1400 年前、聖徳太子の『法華義疏』という肉筆書簡原本が奈良の正倉院に現存しています。
文書に書かれた筆跡を見ると、太子の文字の特徴がわかります。
そこには縦書きの流れに逆らって、あえて文字に長い横線を入れる特徴が見られ、太子の深層心理の中に「ほとばしる才気のエネルギー」があふれていたことが伝わってきます。
筆跡心理学はこうした有名無名の人々の筆跡と行動傾向を分析し、体系づけた統計学です。
特定の職業につく人や、特定の行動傾向を持つ人の筆跡には共通の特徴が見られることが、統計データにより裏付けられています。
行動を変えるとその人の考え方や心理も変わるように、筆跡の書き方を変えると、その人の行動も少しずつ変化していきます。これは「文字を書く」という行動が深層心理の影響を色濃く受けるのと同様、筆跡を変えることで深層心理に影響を与え、その後の行動や習慣が徐々に変化していくためで、数千人という実例により実証されています。つまり、筆跡から自分でも気付かない自分自身を知り、「こうなりたい」と願う人間像へと筆跡を通じて変わっていくことができるのです。
当学院は、単に筆跡診断の術を教えるだけでなく、筆跡を通して個々の人間性を深め、高めていくことを大切に考えています。筆跡は運命を変え導いていく力を持っています。
大切なことはどんなに良い学問であっても、最終的にはそれを扱う人間性に尽きるといっても過言ではないでしょう。学院のカリキュラムも全体を通して人間力を磨くことに重点を置いています。
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縦横の線がすべてつながっているタイプは、決して無駄づかいせず、コツコツと貯金に励みます。
生真面目な性格で、融通がきかない一面があります。
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左上のつなぎ目が開いているので、収入は確実に入ってきます。
しかし、中の線がしっかり閉じているため貯められる容量が小さく、大きな資産は築けません。
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上も下も隙間が大きく、入ってくる先からお金を使ってしまう浪費家です。
誰にでも気前よくおごるので人気はありますが、深い信頼を築くまでには至りません。
- 右下が閉じているため、左右に流れた収入を右側で貯め、左側で必要なものにお金を使うバランス感覚の持ち主です。将来設計もきちんと立てられる計画性のある人です。
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仕事はしっかりするものの、金銭運に恵まれないタイプです。
金銭面で計画性がなく、無用な出費を重ね、自己嫌悪に陥ることもあります。
診断の結果は、いかがでしたか?
もしも好ましくない結果だったとしても、心配することはありません。
「田」という文字ひとつをとっても、筆跡は千差万別です。
そこからわかるのは金銭感覚だけではないのです。
さらに詳しく診断すれば、他の面についてもより深く知ることができます。
また、意識的に筆跡を変化させていくことで深層心理に働きかけ、
ご自身の理想に近づくことができるのも筆跡心理学のメリットです。
たとえば「浪費家タイプ」に当てはまった方の場合なら、
「堅実タイプ」の筆跡になるように、縦横の線をつなげて書くことを心がけましょう。
そうすることで心と行動が結びつき、理想へ向かって変化していきます。
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自分という人間の深層心理を知ることが出来るので、より良い方向に人生を進ませて行きたいという方におすすめします。
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興味を持たれた方なら、すぐ始めて頂ければと思います。教育関係の方や会社の経営者の方、とにかく人と接する方で、人を判断しないといけない時などにとても役立つと思います。
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ご自分がこれから生きて行かれる上で、他では得られなかったことを得ることが出来るお教室だと思います。
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人事担当の方やカウンセラーの方、文字に興味のある方にもおすすめです。新しい世界がパッと広がって気持ちの良い晴れやかな状態になると思いますので、是非、基礎コースから学んでいただきたいと思っております。
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筆跡学を通して人間学を追究する授業では、鈴木先生のお言葉の一つ一つが胸に響き、豊かな人生を歩む上での指針を示していただいているようです。
学んでいて、楽しくどんどん染み込んでいくという感覚は初めてです。
大人になってからの勉強は喜びであり、筆跡心理学に踏み込んでみたら、味わい深い世界に出会うことができました。
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私は、文字からその人の性格・体調が診断できることを知り、感銘を受けました。学院に入学後、まず最初に心掛けたことは、自分の名前です。運が拓くよう丁寧に書くことから始めていると、次に他の人の文字が気になるようになりました。表面は穏やかに見えているのに、文字から見える性格が真反対の人、リーダータイプ、一匹狼・・・学べば学ぶほど奥が深いです。
新たな人との出会い、ご縁につながるよう、これからも努力して参りたいと思います。
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南仏での出会いから、鈴木学院長の人柄に惚れ込み札幌から通学しています。学院では、筆跡を心理学的側面から深く探求するとともに、自らの人格を磨く人間学まで多様な項目を学びます。プロとして筆跡診断を行う際にも、きめ細やかなサポートがあるので、安心して活動することができます。また、共に学ぶ仲間が、研鑽を積むにつれ筆跡が変化し才能が開花する様を体感できるのも学院生の特典です。
ご一緒に運の良い筆跡を学び、望む未来を実現しましょう!
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私は筆跡心理学にはとてつもない可能性を感じています。今後、さらに筆跡特徴点を増やしていくこと、さらに既存の心理学(発達・社会・臨床心理学等)や他の専門分野(医療・キャリアガイダンス・人事採用等)との連携を深めていくことにより、筆跡心理学の応用領域は大きく広がっていくことでしょう。
今後入門される皆様におかれましては、基礎をしっかりと学習していただいた上で、プロフェッショナルとして新たな専門領域を切り拓いていくことを念頭に、人々の将来や悩みの解決などに効果的な提言ができる力を養っていただきたいと願っています。
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「筆跡は行動の痕跡」である事に関心を持ち、指先で行ったほんの小さな行動を、ある時は脳医学の観点から、またある時は歴史上の人物から、様々な分野を深く掘り下げて学ぶ時間は、自分の心を磨いている気分です。
気付くと同じように一人ひとりが自分の感性を研ぎ澄ませ、相手の幸せを願い自己研鑽をする仲間たちがいます。やがて「指先から広がる世界の平和」なんて筆跡心理学が世界共通に通用する日が来そうなワクワク感がします。
- あるイベントで松本校校長の山田先生から筆跡道についてのお話を拝聴したことがきっかけで、筆跡道と出会いました。自分探しを主な目的に学び始めた結果「自分が気づいていない自分」を知ることが出来て、ずっと悩んでいた事が解決しました。自分の書く字で自分を知り、字を変える事で自分をなりたい自分に出来る。それが筆跡道の素晴らしさだと実感いたしました。今後は自分探しに留まらず多くの方が輝くお手伝いをしていきたいと思います。
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美しい手書き文字を見ていますとその人物像が浮かんできます。頭が良く気が利く、シャイで温和な方等、筆跡心理学を学んだお陰です。
月一回京都での講義では、学院長の鈴木則子女史と筆跡の深層心理を読み解いていきます。あらゆる角度から追求していく講義では、社会で役立つ感性、一瞬のその時を丁寧に対応する大切さ、思いやる優しさ、自然のサイクルの有難さ等、深い人間愛に溢れています。私にとってかけがえのない大切な時間です。
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自分らしく続けられる何かを探していた時に巡り合えたのが、通信で受講できる筆跡心理学でした。文字の変化と共に、職場や社会で人と関わる時の自然な対応に対し、周囲の方が優しくなり感謝されることが多くなりました。
文字の書き方を変えた事で、考え方と行動が変わったと実感しています。また筆跡の診断を重ねる事で人の魅力に気付き、今までとは違う自分に変化している事を嬉しく思っています。
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ひとりひとりの顔に表情があるように文字にも表情があると感じていました。筆跡道との出会いで、まさにその文字には深層心理があらわれていると知り、私はすぐに学ぶことを選択しました。
学院での授業は、チャートミングな鈴木則子先生との出会い、そして共に学ぶ素敵な仲間へと広がっていきました。
ペンと紙で文字を書くことが少ない現代こそ、文字を書くこととその表情が伝わる意味が大切だと心から思います。若い方々こそ、どうぞ筆跡道の扉を開いてください。
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学院のシンボルマークである、大きなハートに包まれたペンと王冠。
鈴木先生を見ていると『本当にそのものだ』と思います。 書く字の変化は心の変化。ですが、知識だけではまだ足りない。 僕はここに、その不足を補って余りある物があると思っています。
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デジタルの時代こそ肉筆の大切さを念頭に筆跡を学んでいます。
書かれた文字は行動の軌跡。では文字を変えたら行動が変わるの?・・・YES!
行動が変わる→習慣が変わる→人格が変わる→人生が変わる。
より豊かな人生に導く開運筆跡がご提案できることも目標に研究科の皆様と切磋琢磨しています。
シンプルだけど奥深い、無限の筆跡ワールド、ご一緒に探究いたしませんか?